切迫早産入院は楽しい?個人病院と大学病院に入院した体験記【1日の流れや入院生活について】

妊娠トラブル

※当記事は、個人的体験をもとにご紹介していますが、一部リンクにはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。

切迫早産で33週から個人病院に入院しました。
その後、34週で大学病院に転院という流れになりました。2つの病院での入院を経験し、切迫早産で、入院するとどんな1日の流れになるのかお伝えします。

切迫早産入院 1日の流れ

入院時の1日の流れです。主に大学病院での流れを軸に、個人病院での流れを補足していきます。

個人病院は、埼玉県深谷市の某個人病院で、1週間弱の入院で、コロナ対策で3人部屋を2人で使って過ごしました。

その後、お腹の張りが止まらなくなり、大学病院は埼玉医大毛呂山に転院しました。こちらの病院では、途中何度かお部屋が変更になりましたが、こちらもコロナ対策で主に6人部屋を3、4人で使い過ごしました。

どちらの病院でも他の妊婦さんと仲良く過ごすという感じではなく、お互いにカーテンはしっかり閉めてプライバシー空間を守っていて、会釈程度の間柄で過ごしました。

AM6:00  起床 検温 看護師回診

 大学病院では、AM6:00  起床 体温計で検温 看護師さん回診(特に変わりないかどうかの確認)というのが朝の流れでした。その際、昨日の排尿や便の回数も聞かれます。

個人病院は6:30起床で、7時までにセルフで体重と血圧を測っておくようにと言う指示でした。

安静にすることが目的なので、その時間にまだ寝ていたとしても、特に怒られるとか生活指導をすることもないです。私も、そのくらいの時間に電気がつくので目が覚めれば覚まして体温測定をするという感じでゆるーく過ごしていました。

AM8:00から8:30  朝食

食事は、両院共に、こんなに食べて大丈夫?って言うくらい、しっかりご飯の量があり、食べ応えがありました。味付けは、やはり薄味です。

しかし個人的には、満足。管理栄養士さんが献立を立ててくださり、栄養価も計算されているので、安心でした。

それに、普段自分で食事を作っているとどうしても使い慣れたものや、自分の好きなものに偏ってしまうので、『こんな感じで、大豆を入れれば良いのか!』とか、『お浸しとか簡単にできるものを一品足すだけで栄養価って変わるんだろうな。。。』とかすごく勉強になりました。

AM9:00  NST  モニターを付けて赤ちゃんの心拍、胎動、お腹の張りの確認

モニターをお腹に10分から20分くらいつけて、赤ちゃんの状態を確認します。

モニター上で、お腹が張ったり、赤ちゃんの胎動があると、波形が上がります。

張りはない方が良いそうですが、私の場合、入院した時から、10分間隔で、張りがありました。10分間隔は良くないそうですが、痛みがない、本人があまり自覚がない場合は、経過を見ている感じでした。

私の場合、全く張っている感じがわからなくて、毎日毎日波形を見ながらNSTを行なっているうちに『これか!!』と気付けました。今まで全く気に留めていなかったけどこれってそんなに大事な感覚だったの?!という印象でした。看護師さんに話を聞くと、最後まで全くわからないって方もいるからそんなに気にしなくて良いという話でした。

AM10:00  おやつ

大学病院では、おやつが午前、午後とあり、そのほかに間食をする暇がありませんでした。
普段だったら、チョコレートや甘いものが大好きな私ですが、おやつも、ヨーグルトとかバナナとか栄養価の高いものなので、無駄にカロリーを摂ることはなかったです。
ちなみに個人病院には、10時のおやつは無かったです。

朝昼晩3食だけの総カロリーは、大学病院の方がおやつがあるためか、200キロカロリーくらい低く設定されていました。食事の満足感は、変わらないのに、200キロカロリーも減らせるなんて、魔法みたいでした。

ちなみに、大学病院で朝昼晩ほとんど残すことなく食事をとり、おやつも毎日しっかり食べて、さらに毎日ベットの上でずーとゴロゴロゴロゴロしていましたが、体重計に乗ると体重がほとんど変わっていませんでした。

何をどう食べるかってすごい大事なんだなっと感じました!

PM0:00から0:30    昼食

食事を摂っては、横になるという今思えば夢のような毎日でした。

毎日、個人病院で入院中に便秘に悩まされ、出ないとどんどん硬くなる恐怖があったので、比較的余裕のある昼食後に排便できるよう、こまめにせっせとお水を飲んでいました。

妊娠前からあまり水分を取らないで過ごしていたため、なかなかこまめにが難しいかったのですが、一日1リットルは飲めるように、午前中に500ミリ目標、午後も500ミリという感じで意識しました。

PM14から15時辺りで 清拭or洗髪orお風呂

個人病院の時は、朝10時ごろ、ディスポの体拭きシートを渡されて、お手伝いをお願いすれば、そのタイミングで、自分では拭けない背中を拭いてもらったり、入院すると24時間点滴で張り止めの薬を入れっぱなしなので、点滴の管があることで、上半身は着替えが1人では出来ないので手伝って頂いたりしました。

個人病院は、週に2回、シャワーの日が決められていて、担当医のOKがあれば入れると言う感じでした。大学病院では、こちらも担当医のOKが出れば、シャワーの日と洗髪の日が順番にくる感じでした。

ちなみに、私は、張りが多く担当医のOKが出ず、1週間、シャワーを浴びられず、髪の毛が気持ち悪すぎて、本当に最悪でした。これで軽く頭痛がする感じ。

その後転院してからも、シャワーは1週間不可でしたが、洗髪は転院翌日に行なってもらえたので、本当にスッキリしました。

可能ならば、洗髪をしてくれる病院を選ばれた方が本当に精神安定上よろしいかと思います。洗髪できないストレスが本当に辛かったです。

PM15:00  おやつ

個人院は手作りの蒸しパンやピザトーストなど大学病院は、カルシウムや鉄分が強化されたクッキー、ボーロ、ドーナツなど、さまざまなものが出ていました。

入院したての頃は、『いやいや、さっきお昼をたらふく食べて、もうおやつとか無理でしょう』って思ってましたけど、だんだん生活に慣れてくると食べることって、入院生活において楽しみの多く部分を占めていたので、『まだかなぁ♪♪』と余すことなくしっかり食べていました。

PM18:00から18:30  夕食 

入院した頃は早いなっと感じていましたが、すぐに慣れてそのくらいの時間に美味しくいただける体になっていました。

食事の時は、個人病院の場合、テレビがイヤホンがあれば見られたので、テレビをつけていました。

大学病院の場合はテレビカード制だったので、そこまで見たいわけでもなかったこともあり、YouTubeを見たり、TVerを見たりしながら食べていました。

PM19:00  赤ちゃんの心音確認 

この時に、夕食の食べた量や体調の変化などを聞かれました。

PM21:00  消灯

消灯の時間になると電気が消されます。消された後も、私は動画を見たり、いろいろ好きなことをやって、眠くなったら寝るみたいな感じでした。

妊娠中、特にお腹がどんどん大きくなると、一晩中ぐっすり眠ることができなくなってきて、途中何度も目が覚めたり、眠れなくなったりしました。でも「どうせ明日もベット上安静なので、寝られなくってもいいや」って感じで過ごしていました。

看護師さんは夜間も定時に点滴の交換をしてくださっていたり、本当にありがたかったです。

切迫での入院はご褒美時間・・・?!

入院中は、自由にできる時間がたくさんあって、毎食食べてゴロゴロして贅沢な時間だったのかなぁって思われがちですよね。

当時の記録を読み返してみて、思い出しました。そんな単純なものではないです。

個人病院に入院した時は、環境が悪かったり慣れない入院生活だったり、お腹の張りが止まらなかったり、そのせいでお風呂に入れなくて頭がベットベト、体も汗臭くて、不安とストレスがいっぱいで正直苦痛の時間でした。外の世界から遮断されて、ここに1ヶ月いたらおかしくなりそうだって思っていました。

その後、大学病院に転院となり、点滴の薬の量が増えたけれどもお腹の張りは消えて、シャワー許可までに時間は掛かりましたが、転院翌日に洗髪してもらえてだいぶストレスが減りました。

でもやはりカゴの中の鳥感。今の時代、ネットのおかげでだいぶ自由度は増したのかもしれませんが、体も思うように動かないし、限られた自由。時間がたくさんあって、今のうちに!っていうのは分かってはいるけど、体と心がついていかない。

入院の環境によっては、ストレスを抱えながら入院されている方も多いと思います。わかりますよ、怖いし、不安だし、どこにもぶつけられないストレスが溜まります。

切迫早産入院を経験して

こんなに長い期間入院したのが初めてで、最初はとにかく辛かった!!産院選びの大切さを感じました。ここはケチらず、設備が整ったところが良いです。

切迫の入院には出産というゴールがあります!!それは、子育てのスタートでもあるんですけど^_^;大丈夫ですよ!もうすぐ解放されます。今のうちに何しようか、どこ行こうか、いろいろ調べて楽しみを増やしておいてください。

今のうちに、あれもこれもやらなきゃと考えずに、
お腹の中の赤ちゃんとの時間に備えてどうかゆっくり過ごしてください。

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