※当記事は、個人的体験をもとにご紹介していますが、一部リンクにはアフィリエイト広告が含まれます
生後3ヶ月の時に次男が尿路感染症になり、入院をしました。その後、尿管膀胱逆流症と診断され、経過をみて、1歳を超えた頃に手術となりました。同じ病気の方のお役に立てれば幸いです。尿路感染症と診断されて入院した時の体験記をお伝えします。
尿路感染症診断されるまでの症状
突然の40℃近い高熱
あと数日で4ヶ月になるというある日、さっきまで元気だったのに、赤ちゃんの体がなんだかとても熱い。スタートはそんな感じでした。
2人目ということ、土曜の夕方に発症したこともあり、熱程度ならまぁまぁ経過みましょうと思い、数時間様子を見ていましたが、とにかく熱い!測ると39.0℃‼︎
これは大丈夫か心配になり、♯8000の小児救急電話相談に電話しました。
結果、すぐに近くの大きな病院を受診するよう勧められました。
♯8000とは
子どもの怪我や病気など休日、夜間に起こった時に、対処の仕方を相談したり、病院受診の緊急性の判断に困った時に相談する窓口です。
詳しくはこちらをご覧ください。
夜間救急をしているような大きな病院は、緊急性のあるものしか受けないから、すぐ来てくださいと言われた時は焦ったよ!
緊急性のあるものしか受けていないから受診してもすぐには診てもらえないし、検査の結果を待つ時間もかかるから、ミルクや着替え、オムツなど落ち着いて準備して行ってね!
すぐに近くの大学病院を受診
大学病院を受診して、血液検査や尿路感染の検査、髄液検査などをしましたが全てマイナス。
経過をみましょう、月曜日まで熱が下がらなければまた受診してくださいということで、その日は解熱剤だけもらって帰宅しました。
この日は、21時くらいに受診して、終わったのが夜中の1時くらいだったよ!
受診まで待ち時間があり、検査や採血の結果の待ち時間、さらに夜間もやっている調剤薬局にも行ったから、疲労困憊でした。
その後も熱は40℃から39℃を行ったり来たり。
不安になり、病院に電話しましたが、
特に熱は気にしなくて良いので食事が多少取れて、おしっこが出ていれば大丈夫とのことでした。
この時は高熱の時に心配で何回も何回も検温して不安になっていました。
心配だけど、それをやっていると不安に押しつぶされて私たち親の頭がおかしくなりそうだからやめた方が良いです。
とにかく、脱水を起こさないことが大事なので、水分摂取できているか、おしっこが出ているかどうかを診てあげよう!
解熱せず月曜日再受診
全く熱は下がらずでしたが、食事が多少取れて、おしっこが出ている状況でした。
40℃が当たり前の高熱が続いていて、心配で本当に月曜日の受診までの時間が長く感じられました。
また検査をするのかなと思っていたら、土曜日に取ったおしっこを培養にかけて、細かく細かく見ていったら、菌がいましたとのこと。そこで尿路感染症の診断がつきました。
私たちは、3日で診断が付きましたが、町医者に受診して経過を見られて、1週間くらい診断されない赤ちゃんもいるとのことを入院先の看護師さんが教えてくれました。
診断名がつかない、謎の高熱は本当にメンタルに悪いです。診断されてホッとしました。
尿路感染症の治療
尿路感染症の治療は入院が必要なため、緊急入院となりました。
ちなみに、受診していた病院の小児科が満床だったため、少し遠い総合病院に転院となりました。
私は、赤ちゃんの入院期間中、半付き添いという形をとり、夕方、赤ちゃんが寝た頃に病院から自宅に戻り、食事の準備など家事をして、上の子が寝たらまた自宅から病院に戻り赤ちゃんと寝て、また次の日の夕方ごろまで過ごしてという繰り返しをしていました。
点滴で抗生剤を落とす入院治療
転院先の病院で入院してすぐに、抗生剤を点滴で落としていきます。まだ生後4ヶ月に入ったばかりだったのでまだよく寝ている時間が多かったのでだいぶ助かりました。
48時間くらいでようやく解熱してくれました。
触れると熱い状態だったのに慣れすぎて、氷枕で冷やされまくっておでこが冷たくなっているのが不思議な感じでした。
入院中の、赤ちゃんの冷やし方が半端なくて、アイスノンを背中と頭に敷いて、ガンガン冷やしていました。氷の上で寝かしている感じ。
家では、保冷剤で冷やす程度しかしていなかったのでこれを機にアイスノンを購入しました。
ちなみにアイスノンは、最初ケチって一個しか買いませんでした。
しかしアイスノンが冷えるまでに冷凍庫で半日くらいかかるから結局熱が出た時の替えがないと、話にならないので2個買った方が良いです!
さらに、使わない時は、冷凍庫から出してジップロックに入れて冷凍庫外で保管しておくことをお勧めします。
一度、そのまま冷凍庫に入れておいて、いざ使うときに冷凍庫の匂いが移って使っている人の側にいるのが不快でした。
入院期間は1週間
入院期間はちょうど1週間でした。解熱しても点滴は3日くらい続き、点滴が漏れたタイミングで、再度点滴の針は刺さずに、飲み薬のタイプの抗生剤になりました。
入院中、念のため、エコーで腎臓が肥大してないかどうかを見る検査、おしっこが逆流してないかの造影剤を使った検査も行いました。
エコー検査では、腎臓の肥大はないので問題ないと言われたので安心していました。
しかし造影剤を使った検査でまさかの逆流がみつかりました。
おしっこの逆流(膀胱から腎臓へ)の程度は、5段階で評価されるそうです。
1、2度程度なら、自然治癒することがほとんどだそうですが、最高レベルの5になると、稀に自然治癒することもあるが、ほとんどの場合手術をすることが多いそうです。
うちの子の場合、左側が5段階中MAXの5、右は、2度でした。
今後、最初に受診した病院の方が通いやすいのでそちらをかかりつけとして、経過を見てもらうようにという指示をもらいました。
その後、経過を見てもらい、1歳を超えて手術という流れになりました。
また後日続きをお伝えします。
入院時かかった費用
医療証があるので、ありがたいことに治療費は0円でした。
まだ離乳食も始まっていなかったため、ミルクも自分で用意しており、ベットも赤ちゃんと添い寝だったのでレンタルなどもなく、入院としての費用はかからずでした。
別途かかった費用として、行き帰りのタクシー代 往復で約12,000円
付き添い入院のために行った抗原検査の自費分 1,000円
それから意外にかかったのが、
付き添い入院の食事は自分で用意しなければならないので、自分の食事代でした。
半付き添いだったので、自宅からおにぎりを作って持って行ったり節約していましたが、一日500円くらいで7日間 約3,500円くらいでした。
赤ちゃんの熱は甘くみてはいけない
赤ちゃんの熱は甘くみてはいけないということがわかりました。特に低い月齢で高熱だった場合です。
赤ちゃんの尿路感染症は、お薬を上手く飲めないので入院加療になるそうです。
今回、半付き添いという形をとりましたが、同じ病室の子の半分くらいは完全付き添い入院をされていました。
主に喘息のお子さんが多かったのですが、24時間病院で子供の看病に付き添うお母さん、本当にすごい!子供がお昼寝した隙に、病院の下のコンビニに食事を買いに行って、あとはひたすら子供の相手をし続ける。
こんな世界があったのかと驚愕でした。本当に頭が下がります。
今回、私の経験が何かのお役に立てれば幸いです。
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