子どもは甘い物が大好き❤︎子どもの歯をむし歯から守る方法

お口の健康

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甘いものは子どもたちにとってとても魅力的なものです。結果、気になるのはむし歯。でも、子どもから完全に甘いものを排除するのはかなり難しいのではないでしょうか。今回は、子どもの歯をむし歯菌から守る方法をお伝えします。

むし歯は歯、むし歯菌、糖質、時間の4つの条件が重なった時にできる

むし歯は、まず大前提として歯がなければ起こりません。そして、むし歯菌がお口の中にいるということ。そしてそこに、食べ物(糖質)が入ってきて、むし歯菌の栄養になり時間を経て出来上がるものです。

むし歯を防ぐには、この4つの要因が重ならないようにしないといけないね。

むし歯菌がいなければ、むし歯にはならないということだね。

むし歯菌を住み着かせない方法

むし歯は感染症です。生まれた時は、お口の中にむし歯菌はいませんが、何らかの要因によって菌が伝染していきます。

むし歯菌の感染を防ぐには

  1. 同じコップ、食器やカトラリーを使わない
  2. 子どもに食べ物を与える時に、ふーふーしない

特に3歳までにむし歯菌に感染させないことが大事と言われているよ

とわ言え、低年齢児は保育園などで不特定多数の子どもがおもちゃをべろべろ舐めたり、感染を防ぐ限界はあるよね。

完全にむし歯菌を排除しようとすると、食器を洗うスポンジを分けたり、毎回煮沸したり、子どもの顔の近くで会話しないなどとあまり現実的ではありません。
そこで他の要因を減らしてリスクを減らしていくことを考える方が賢明ではないでしょうか。

親や近親者のお口の中もキレイに保ち、菌の数を減らす

マイナス1歳からのむし歯予防なんて言葉があります。妊娠中からお口の中をキレイに保ち、生まれてくる赤ちゃんのむし歯予防をしようという考え方です。子育てに関わる方、特にメインで子育てに関わる方のお口の中の菌の数を減らすことで、たとえ子どもに感染しても、むし歯になるリスクを減らすことができるのです。

具体的には、

・むし歯があると菌の数が爆発的に増えるから、定期的に歯科検診に行く

・歯ブラシだけでは落とせない汚れもあるから、歯科で歯のクリーニングを受ける

・キシリトール100%のガムを噛んでむし歯菌の数を減らす

なんてことが考えられるよ

むし歯のリスクを減らす方法

むし歯になりやすいポイントを中心に食べたら磨くを習慣化する

例えむし歯菌がいたとしても、糖質が残っていなければむし歯のリスクを減らすことができます。

むし歯の出来やすいところは、奥歯の咬む面の溝、そして歯と歯の間です。
子どもの歯は、歯と歯の間に大人よりも隙間があるので、そこに物が挟まりやすいです。子どもの頃からのフロスをする習慣をも大切です。

毎食後、フロスと歯ブラシを行うのは厳しい❗️

1番気をつけたい時間帯は、夜寝る前だよ。寝ている間は、唾液の量が減ってむし歯になりやすい時間帯だから、寝る前の歯ブラシは、しっかり行おう。

フッ素入りの歯磨き粉を使うことも、大事だね。

お口をゆすぐときは、少量のお水を全体に行き渡らせて、1回だけ行うと、お口の中にフッ素が残ってよりむし歯予防効果が期待できるよ。

ダラダラ食べない おやつやジュースを含め食事は5回まで

食べ物を口するとお口の中が酸性に傾きます。食事の度に、私たちのお口の中では、酸性に傾き、歯が溶かされ、また30〜40分くらい時間が経つとまた中性に戻り唾液の中のミネラルが溶かされたものを補い、ということが繰り返されています。ダラダラ食べると、食べ物がお口の中に滞在する時間が長くなり歯が溶けて行きます。

水分補給にジュースやスポーツドリンクをちょこちょこ飲むのも、その度にお口の中が酸性に傾口から、むし歯になるリスクを上げることになるよ。

水分補給には、お茶かお水が理想的だね。

歯が生えてから2〜3年が勝負❗️歯科での検診とフッ素で歯を強くする

定期的に歯科で検診とクリーニング、そしてフッ素塗布をおこなってもらうことも、むし歯予防には効果的です。

健診で磨き残しを指摘してもらうことで、むし歯になる前に仕上げ磨きで気を付けるポイントを教えてもらうこともできます。

また歯科で塗布されるフッ素は、市販の歯磨き粉よりも9倍くらい高濃度のものです。フッ素は、歯が生えてから2、3年の間に塗布するのが効果的と言われているので、幼い時からの歯科検診はとても大切です。

むし歯から無縁の人生は最高のプレゼント

むし歯から無縁の人生は、単純に治療費、治療に通う時間、治療に伴う苦痛がないというメリットがあります。
また、1度むし歯になると、治療後またむし歯になり、どんどん歯質が失われ、最終的に歯を失うリスクを高めてしまいます。多くの方にとって食は、喜びです。歯がないことで、美味しく食べられない、よく噛めなくて胃に負担をかけたり、他の疾患のリスクを上げてしまったりなんてことも考えられます。
そんなことから、子どもの歯をむし歯から守り、むし歯とは無縁の人生にすることは、最高のプレゼントだと思います。

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